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ライラック・カムイ号は、JR北海道の札幌~旭川間を、函館本線経由で走っている特急列車です。
並行して走る道央自動車道を利用する、高速バスと競合しており、この区間を走る両特急列車は瞬足でこれに対応しています。
概要
特急ライラック号・カムイは、両方とも札幌から旭川を結ぶ同区間で運転されています。両列車の違いは、ライラックは、使用される車両が、ライラックは緑色のフロントマスクの789系の6両編成、うち1両は半室グリーン車なのに対し、カムイは銀色マスクの789系1000番台の5両編成、うち1両がuシートの指定席車両でグリーン車は連結されません。
主な停車駅は、札幌-岩見沢-美唄-砂川-滝川-深川-旭川で、1時間25分程度で結んでいます。この区間は、網走へ向かう特急オホーツクや、稚内へむかう特急宗谷も走っていますが、789系電車で走っている、ライラック・カムイ号の方が若干早い所要時間となっています。
札幌発の下り列車では6時台〜23時台発、旭川発の上りでは5時台〜22時台発まで、30分〜1時間程度の間隔で運行されており、日中は両方向とも00分発と、一部30分発が運行されるわかりやすいダイヤになっています。
詳しくは、JR北海道もしくは各社の時刻表を確認ください。
| 特急ライラック・カムイ |
運行区間 | 札幌~旭川 |
使用車両 | 789系特急電車・789系1000番台特急電車 |
最高速度 | 120km/h |
通過線区 | 函館本線 |
距離・所要時間・料金
※料金は、大人1名分の通常期料金で記載しています。子ども料金は、大人の約半額です。詳細はJR/高速バス各社のHPにて確認してください。
JR北海道を走る特急列車の指定席特急料金は、閑散期・繁忙期での料金変更はありません。
特急カムイ号では、グリーン車の連結はありません。
主な区間 | 距離 (営業キロ) | 所要時間 | 自由席 | 指定席 | グリーン席 |
札幌〜深川 | 106.6km | 約1時間5分 | 4,250円 | 4,780円 | 7,050円 |
札幌~旭川 | 136.8km | 約1時間25分 | 4,690円 | 5,220円 | 7,490円 |
お得な料金
えきねっと割引
えきねっとはJR東日本のサービスですが、JR北海道の特急列車の切符も販売されています。会員限定ですが、列車・席数・区間が限定された、インターネット予約限定でえきねっと割引の切符があります。
特急ライラック・カムイ号では、乗車日当日午前1:40まで予約できる「えきねっとトクだ値」では45%割引される切符が設定されているので、空席があるか事前に確認することをお勧めします。
割引切符名 | 割引率 | 発売期間 | 札幌~旭川 |
えきねっとトクだ値45(乗車券付き) | 45% | 乗車日当日の午前1:40まで | 2,860円 |
通常指定席 | – | 発車時間まで | 5,220円 |
通常自由席 | – | 発車時間まで もしくは車内で | 4,690円 |
その他の交通機関
国内線航空便
新千歳空港〜旭川空港もしくは、札幌丘珠空港〜旭川空港間での航空便は設定されていません。
ただし、東京から旭川へ向かう際には、羽田空港〜旭川空港間にJALとAIRDO・ANAが直行便を運行しています。新千歳空港から快速エアポートを利用し、札幌で乗り換えて特急列車を利用することもできますが、旭川空港へのフライトを使うことで、所要時間を短縮することも可能です。
旭川空港〜旭川駅間は、バスで約40分¥630です。
高速バス
札幌~旭川間には、中央バス・JRバス・道北バスが共同運行する、高速あさひかわ号運行されています。30往復程度運行されており、概ね40分程度の間隔で走っています。一部便は予約制ですが、それ以外は予約なく乗ることができます。所要時間は札幌駅前から旭川駅前までで夏ダイヤで2時間5分、料金は片道で2,300円ですが、往復だと4,350円で250円お得になります。
旭川の旭山動物園に行く場合は、高速あさひかわ号の往復乗車券+旭川〜旭山動物園路線バス乗車券往復+旭山動物園入園券 がセットになった乗車券も販売されています。
途中札幌市内と旭川市内のいくつかの停留所にもとまるので、市内を利用される場合は、特急列車より早く着く場合もありそうです。