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特急ワイドビューひだ号は、名古屋駅・大阪駅から東海道線・高山本線経由で高山駅・飛騨古川駅・富山駅間を結ぶ特急列車です。ほとんどの列車は、名古屋発着ですが、大阪発着の列車も設定されており、途中琵琶湖線経由で新大阪・京都・草津・米原・大垣に停車します。名古屋から高山間での主な停車駅は、岐阜駅・美濃太田駅・白川口駅・飛騨金山駅・下呂駅・飛騨萩原駅です。
最高速度は120kmとなっていますが、120kmを出せるのは、電化区間の東海道線名古屋〜岐阜、岐阜〜大阪間のみで、非電化区間の岐阜〜高山〜富山間は、最高速度85~110km程度で運転されています。
高山本線の猪谷駅〜富山駅はJR西日本の管轄、大阪乗り入れ列車は、米原〜大阪がJR西日本の管轄になります
概要
ワイドビューひだ号は、電化されていない高山本線を走るため、JR東海のディーゼル気動車の特急用車両キハ85型が使用されます。このキハ85型は、名古屋から紀勢本線の紀伊勝浦駅・新宮駅までを結ぶ、特急ワイドビュー南紀号にも使用されます。
現在新たにハイブリッド式の新型車両、HC85系のテストが始まっており、予定では2022年から順次HC85系がデビューしていく予定です。
特急ひだ | |
運行区間 | 名古屋・大阪〜高山・飛騨古川・富山 |
使用車両 | キハ85系 |
最高速度 | 120km/h |
通過線区 | 東海道線・琵琶湖線・高山本線 |
距離・所要時間・料金
※料金は、大人1名分の通常期料金で記載しています。子ども料金は、大人の約半額です。詳細はJR/高速バス各社のHPにて確認してください。
指定席特急料金は、閑散期では200円引き、繁忙期では200円増しになります。
主な区間 | 距離 (営業キロ) | 所要時間 | 自由席 | 指定席 | グリーン席 |
名古屋〜下呂 | 118.6km | 約1時間40分 | 4,170円 | 4,700円 | 6,970円 |
名古屋〜高山 | 166.7km | 約2時間20分 | 5,610円 | 6,140円 | 8,410円 |
名古屋〜飛騨古川 | 181.6km | 約2時間40分 | 5,610円 | 6,140円 | 8,410円 |
名古屋〜富山 | 256.1km | 約4時間 | 7,260円 | 7,790円 | 11,450円 |
大阪〜高山 | 296.5km | 約4時間10分 | 7,920円 | 8,450円 | – 大阪発着は連結なし |
岐阜〜高山 | 136.4km | 約2時間 | 4,500円 | 5,030円 | 7,300円 |
その他の交通機関との比較
高速バス 名古屋〜高山
名鉄バス・濃飛バス・JR東海バスが、名古屋の名鉄バスセンター・名古屋駅新幹線口〜高山濃飛バスセンター間を2時間50分ほどで結んでいます。本数も多数走っており、料金は片道3,100円です。
高速バス 大阪・京都〜高山
濃飛バス・近鉄バスが、近鉄難波駅西口(OCATビル)・大阪駅前(東梅田)・京都駅八条口〜高山濃飛バスセンター間を5時間40分ほどで結んでいます。昼行便の他に、夏休みやゴールデンウイークの多客期には夜行便も運転されています。昼行の大阪〜高山間の運賃は、5,000円です。
バス所要時間 | バス運賃 | ひだ所要時間 | ひだ自由席 | |
名鉄バスセンター〜高山濃飛バスセンター | 2時間50分 | 3,100円 | 2時間20分 | 5,610円 |
近鉄難波駅〜高山濃飛バスセンター | 5時間40分 | 5,000円 | 4時間10分 | 7,920円 |
歴史
1958年に、名古屋〜富山間で準急「ひだ」として運行開始。その後本数を拡大しつつ、大阪発着や高岡行きなども設定される。
1968年の国鉄の大規模ダイヤ改正通称「ヨンサントオ」で、特急に格上げ。
1970年には、名古屋鉄道から高山本線に乗り入れる急行列車「北アルプス」が運転。北アルプスは、名鉄神宮前〜飛騨古川間で運行。1976年には北アルプスも特急に格上げ。
特急ひだと北アルプス、その他高山本線の急行列車は、一部の列車が富山地方鉄道立山駅や、北陸本線経由で金沢駅へ乗り入れていましたが、その後全列車が、高山・飛騨古川・富山までの運行になりました。
JR東海に移行したのち、1990年には、現在使用されているキハ85系が登場して、スピードアップとサービス向上が図られました。
2001年には、それまで「ひだ」とともに走ってきた「北アルプス」が廃止。名鉄との乗り入れがなくなりました。
沿線のおすすめ宿泊施設
下呂温泉
下呂温泉は、草津温泉・有馬温泉とともに、日本三名泉の一つと言われています。高山温泉の下呂駅(特急ひだ停車駅)を降りてすぐの、飛騨川周辺に、多数の温泉旅館・ホテルが立ち並んでいます。
下呂温泉 川上屋花水亭
飛騨高山
高山は、江戸時代の城下町の色合いを残す、情緒ある古い町並みがあり、飛騨の小京都とも呼ばれています。最近では訪日外国人客にも大人気の観光地です。
飛騨高山 本陣平野屋 花兆庵
白川郷
白川郷は、1995年に五箇山と合わせてユネスコ世界遺産に登録された「合掌造り集落」が有名です。白川郷へは、高山駅から濃飛バス・イルカ交通のバスで50分ほどの距離です。
https://www.nouhibus.co.jp/route_bus/takayama-shirakawago-line/